あーてぃちょーくのおんせんブログ

洋画

【ネタバレ】映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』感想|ファン歓喜のお祭り映画

これは"""ガチ"""の"""マジ"""で凄いことしてる映画。【ネタバレ注意】です。 本当にこれまでスパイディーの映画を見てきてよかったと思えた映画。初日に満員のIMAXで見たんですけど、そうした「物好き」が集まったことで劇場内がサプライズにどよめき、ファ…

映画『TENET テネット』ネタバレ解説・感想|SFの中にエモエモな友情

クッソ...クリストファー・ノーランのやつ、また俺を虜にしやがって!!(歓喜の涙) ということで、僕が一番好きな監督、クリストファー・ノーランの最新作『TENET テネット』なる、バケモノスパイSFアクション映画を観てきました。 キャスト俳優陣 エント…

映画『ダークナイト』IMAX版感想|音響とヒース・レジャーに新たな感動

中学生のときに劇場で観た『ダークナイト』に衝撃を受け、以降「好きな映画は?」と聞かれたら必ず本作を挙げるようにしています。洗練された映像、緊張感のある音楽、そして何と言ってもヒース・レジャー演じるジョーカーの狂気に度肝を抜かれたのをよく覚…

映画『パラサイト 半地下の家族』感想|匂いの演出、親北ギャグ、トイレの蓋

遅ればせながらですが。カンヌとアカデミー賞のダブル受賞を果たした、ポン・ジュノ監督の意欲作。 ブラックユーモア溢れる風刺の効いた映画で、所々笑えました。一方で、後半からは展開が二転三転する緊張の連続。 貧富の格差を、住む場所の高低(丘の上の…

映画『1917 命をかけた伝令』感想|ワンカット映像はすごいが予想通りすぎた

良くも悪くも期待通りの映画だった。 監督サム・メンデスの祖父の実体験をもとに、第一次世界大戦中の2人の兵士が決死の伝令任務に挑む姿をワンカット風の映像で描く。 予告を見て面白そうだと思い鑑賞。全編ワンカットで戦争中に伝令の任務、という触れ込み…

映画『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』感想|前作とは真逆のメッセージに困惑

2回見てしまった。2回目は心穏やかに楽しめたかな。 (C)2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. とにかく「なぜ?」が頭の中に駆け回った最終章だった。エピソード8でビシバシ感じた“可能性”は何だったのか。 前作、エピソード8は荒削りながらも、レイと…

【90分前後】Amazonプライムビデオで短い時間に見れるおすすめの映画4選

はじめに セトウツミ(2016年、75分) アフタースクール(2008年、101分) セルラー(2004年、94分) ラッシュアワー(1999年、97分) まとめ はじめに こんにちは、あーてぃちょーく(@artichoke_onsen)です。 僕はよくAmazon Prime Videoを利用して映画を…

【2018年最新】映画おすすめランキング100!面白い洋画/邦画/アニメ映画は?

今日は何の映画を見ようかな?そんな方の参考になればと思い、僕が実際に見てきた映画の中で、最も良い、オススメしたい100作品をランキング形式でご紹介します。過去の名作から2018年の最新作まで入った映画ランキングです。 目次 目次 はじめに 100位から…

007 スペクター 9点/10点

2015年のビッグネームの一つ、007シリーズの最新作を鑑賞した。その名は「スペクター SPECTRE」。この名を聞いてピンと来る人は007シリーズのファンであろう。ショーン・コネリー版007で何度か登場し、著作権の問題から行方をくらませた犯罪組織、それがスペ…

ドライヴ 7点/10点

主人公ドライバー(ライアン・ゴズリング)が物静かで非常にクールなのだが後に怖い一面も見せる。演出が秀逸でバックミラーを使った構図、エレベーターの照明の当て方など、実に印象的なシーンが多い。ただ、一本調のストーリーと暴力的描写が頂けない。

プレデターズ 3点/10点

日曜洋画劇場でたまたまやっていたのでそのまま鑑賞。まず主人公がクソ。仲間をすぐ見捨てて置き去りにする。それから日本のヤクザが登場するのだが、アメリカの偏見が多分に盛り込まれていて爆笑ポイントになっている。映像は綺麗だが緊張感やスリルがなく…

裏切りのサーカス 8点/10点

正直1回見ただけなので何が何やらあまり理解できていない。が、非常に静かに淡々と物語が進む中で登場人物たちの内に秘めた熱情が伝わってきた。近いうちにもう一度見てまた気づいたこと書きますね。

アクトレス 〜女たちの舞台〜 7点/10点

私が推している女優、クロエ・グレース・モレッツが出演しているので劇場へ足を運んだ。会話劇を美しい風景と優雅な音楽とともに描いている。ただどうしても主人公(ジュリエット・ビノシュ)が"堅い"という印象になってしまう。彼女よりもそのマネージャー役…

アポロ13 9点/10点

ほぼ実話という感動的なストーリーを素晴らしい音楽とともにテンポよく楽しめる。トム・ハンクスの出ている映画にハズレはない。彼の演技、クルーとヒューストンとの連帯感が心地よい。多少わかりにくい説明・編集のためマイナス1。

フルメタルジャケット 7点/10点

スタンリー・キューブリックによる戦争・訓練によって人が変わっていく有様を描いた作品なのだが、それにしてはシリアス感が足りず間延びしている印象がある。監督は反戦ではなく戦争そのままを描きたかったのだそうだがそれが裏目に出たのだろうか。前半の…

シンドラーのリスト 8点/10点

自身もユダヤ系のスティーブン・スピルバーグによるあえてモノクロで撮影されたホロコーストの代表的映画。どうしても美化している部分があるものの、ユダヤ人の扱いについて概観できる。モノクロのタッチは効果的だが195分という時間は長い。最後に演者と実…

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 7点/10点

シリーズ中最も皮肉たらしいというか痛快なエンド。私としてはメカを使ってスマートに潜入するのが好みなのだが今作は割と行き当たりバッタリの肉弾戦が多かったように思う。トム・クルーズの拷問シーンだけでもファンの女性は見る価値があるかもしれない。

ジュラシック・ワールド 7点/10点

スティーブン・スピルバーグ監督が作り出したジュラシック・パークシリーズから14年。彼は製作総指揮にまわったものの、シリーズのDNAをしっかり受け継いだ大作娯楽映画に仕上がっている。最後のおいしいところは奴がもっていってしまって唖然としたが、見せ…

プレステージ 7点/10点

僕の好きなクリストファー・ノーラン監督の『バットマンビギンズ』の次に撮られた作品。彼の作品ではおなじみとなったクリスチャン・ベールやマイケル・ケインが出演している。まさかのSF展開だったがラストには驚いた。見終わってもクリスチャン・ベールが…

ブラック・スワン 7点/10点

痛々しい描写が多くて辛かった。鏡や地下鉄の車窓など、反射を使った演出が効果的で主人公の二面性の怖さを増幅させていた。特に黒鳥の演技が鳥肌ものだった。

世界にひとつのプレイブック 7点/10点

見る前までタイトルを「世界にひとつのプレイバック」だと勘違いしていて、何かやり直す物語だろうかと勝手に思っていたのだが、正しくは「プレイブック」だった。指南書という意味らしい。まあそんなことは置いといて。 "EXELSIOR(より高く)"をモットーに前…

最強のふたり 8点/10点

実話を基にしたフランス映画。車中から始まるオープニングは数知れないが、こんなにも綺麗にかつおしゃれなオープニング、伏線回収は見たことがない。 介護する側、される側という関係から始まりはするけれども、ふたりはそんなことは意にも介さない様子であ…

ライフ・イズ・ビューティフル 7点/10点

ホロコーストを扱った作品の代表作として『シンドラーのリスト』と双肩を並べる、監督と脚本と主演をロバート・ベニーニが一人でこなしたイタリア映画。ユダヤ系イタリア人の親子の視点で描いたお話。あえてシリアスに走らずに、辛いことも気の持ちよう、ユ…

2001年宇宙の旅 8点/10点

1968年に公開されたスタンリー・キューブリック監督の宇宙SF映画の金字塔的作品。公開と共にその難解性、神秘性が波紋を呼び、再公開を繰り返しながら徐々に評価を高めた。上の動画は、2014年にイギリスのSF映画のイベントで新たに公開された予告編であり、…

風と共に去りぬ 9点/10点

4時間たっぷりと楽しめる。壮大な人間ドラマとスペクタクルである。人間の持つ本当に様々な感情と人間関係を、戦争という背景の中で描き切った傑作である。 主演のスカーレット・オハラ役、義妹のメラニー役を始めとする女優陣の演技も素晴らしく、物語にい…

マッドマックス 怒りのデス・ロード 6点/10点

初めてIMAXで見た作品がこのマッドマックスとなった。その迫力たるやすさまじい。ストーリーは単純明快。スカッとしたい時には良い。