映画『キャプテン・マーベル』感想│女性ヒーロー爆誕と、フューリーのユーモラス、そして猫

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の最後にニック・フューリーが呼んだ、キャプテン・マーベルとは誰だったのかという話。

キャプテン・マーベル
©Marvel Studios 2018

冒頭のマーベルロゴに、去年亡くなったスタン・リーの映像が散りばめられるシーンだけでこっちはもうありがとうの気持ちでいっぱい。本当にあなたは今まで私たち洋画ファンに夢を与えてくれたよ、うん。

一言で言えばこの映画は感動とユーモアに溢れた映画でした。惑星ハラで自分の過去を求める「ヴァーサ」は、実は地球でテストパイロットとして活躍した人間でした。

戦闘の末たどり着いた地球のレンタルビデオ店。そこで手に取ったのはライトスタッフ。これもまた、NASAの「テストパイロット」のアツい話の映画であり、本作に通じるものがあります。

そして出会ったのはかつて親友として共に飛行機に乗ったマリア。マリアはとてもいい人でしたね。親友思いだし、緑の宇宙人を前にしても怖がらないし笑。あと彼女の娘も出来た子でした。ママを危険なフライトに送り出す勇気、さすがっす。

過去を知り、「自分」を知ったヴァーサもとい「キャロル」はそこでマリアと抱き合います。キャロルを思い続けたマリア、そしてマリアの大切さに気づいたキャロルら実に感動的なシーンでした。

さらに、敵だと思っていた何者にも化けられるという能力を持つ宇宙人も、実はいい奴らで、家族思いで安住の地を求めるいち宇宙人でした。これを見た僕は、『インフィニティー・ウォー』で殺されたロキもあの宇宙人の擬態なんじゃね?と勘ぐってしまいました。

マーベルスタジオの映画では初めての女性ヒーローの誕生を描いた単独映画。いやーしかしこのキャプテン・マーベル、めっちゃ強いですわ。パワーで敵を吹っ飛ばすわ、宇宙空間を自在に飛び回るわ。まるで『ジャスティス・リーグ』のスーパーマンのような無双ぶり。そりゃフューリーが最後にキャプテン・マーベルを呼ぶのも分かる。

本作はキャプテン・マーベルの誕生の物語ですが、ニック・フューリーとコール・ニコルソンの始まりの物語でもありました。フューリー、かなりユーモラスなお方だったんですね。好感度がさらに上がりました。フューリーがカーチェイスとかで頑張ってる姿を見るのがなぜか好きです。こういう強さも持ち合わせてるんだなと。

そしてまさかのネコちゃんでしたね。4次元キューブを持ってたのも、ニック・フューリーの目を引っ掻いたのも。可愛いんですが、触手が出てきて敵を飲み込むシーンは笑いました。あのギャグセンは見習いたい。

さてさてエンドゲーム、見るのが実に楽しみです。こうして見るとマーベル映画はそれぞれに繋がりが持たせてあって、そこに気付くのがとても楽しい作品です。終わってしまうのが寂しいようですが、カタルシスが味わえるのも楽しみです。